2-tacs


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【今週末はOFF THE GRID!】

思い起こせば去年の6月に雑誌の取材でアラスカに行ってCROW PASS TRAILを歩いたのがきっかけだった。
 
それから山に向かうようになり、日本に戻ってきて最初に行ったのは丹沢。
 
体力には少しばかりの自信もあったし、アラスカも歩いたし「楽勝だな...」と高を括っていたけど、実際に登ってみるとバテバテ。
 
そこで自宅に帰った夜に自分のバックパックの中身を再検証してみたことが、きっとこのカルチャーへの最初の入り口だったと思う。
 
そのときの自分のバックパックの中身は、ルックスがかっこいいから持っていきたいだけで、実際は山では使っていないものがワンサカと出てきて「これは不味い...そう言えばスペクテイターでULの記事があったな...」とバックナンバーを探して読みふけた。
 
このカルチャーの魅力はなによりも行為であり
個々が思い描いている自然への最善のアプローチ活動を実際に行っているということに尽きると思う。
 
そこにはもはやブランドとなる価値観はとっくに取り払われていて、その場所に持ち運ぶべき機能や利便性、美しさとの対価でもある背負うという行為に繋がり、その行為が価値となるのだ。
 
あとはあんなに傾斜がある山のなかではすべての人間がフラットな関係になるのがおもしろいポイントでもある。
そんなフラットな場所に参加できるいい機会だ。
(H)
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行きましょう、山へ。 冬期八ヶ岳リベンジ編】

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みなさん。お元気ですか。
 
自分は八ヶ岳に行ってきました。
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
前回、惜しく(?)も天狗岳を制覇できずに道の駅で酒盛りだけして帰るという結果に終わった。
 
そのあとは「あ」っという間にスノーボードにはまって雪山には行っていたのだが、どこかモヤモヤとした気持ちでもあった。
 
夏山と違ってソロでサクッと行ける知識も経験も度胸もないので、今回のお誘いはかなり嬉しい。
 
メンバーは前回と一緒のN目さんとM田くん。
 
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1日目は赤岳鉱泉にテン泊。
 
アーベントロートに染まる名物のアイスキャンディ。
 
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晩飯はもちろんお鍋。
 
間違いない、というかこれしかない。
 
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N目さんが持ってきたOptimus Vegaストーブが大活躍。
 
一見普通の分離式のストーブだけど、ガス缶を逆さにすることでガスの液をそのまま送り込み火力が半端ない。
 
これいいなぁ。
 
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次の日は6時半頃出発。
 
途中の行者小屋も半分雪で埋もれてる。
 
右手に見えるのが阿弥陀岳。
 
天気は最高。行けるかも!?
 
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ゼェゼェと息を切らしながら登る。
 
ひたすら登る。
 
寒さで足の指が痛い。
 
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阿弥陀岳が朝日に照らされてギラギラに光っている。
 
これだけ晴れてしまうと雪崩の心配も出てきた。
 
なんかいやな予感がする。
 
予定を変更して赤岳に登ることにした。
 
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文三郎尾根を登りきった場所からの赤岳。
 
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ピッケルを打ち込んでから、アイゼンを左右蹴り込んで少しずつ登る。
 
足の指の感覚はもう無くなっていたけど、それよりも滑落が怖くてもう気にもならない。
 
自分の集中力を試されているようだった。
 
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それにしてもすんごい景色だ。
 
自分がまだ山の半分しか知らなかったことを思い知らされる。
 
なんという世界だろう。
 
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登れた、登れた!!
 
とうとうやった!!
 
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喜びの自分。
 
わたくし、今日から八ヶ岳のことを「ヤツ」と呼ばせていただきます。
 

喜びのM田くん。
 
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N目さんはプロトタイプのバックパックをフィールドテストしていた。
 
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阿弥陀岳を横目で眺めながら下山。
 
こうやってみると登れそうな気がしないでもないが、やっぱり登らないでよかった。と思う。
 
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すべったら大変なのでアイゼンを効かせながらゆっくり降りる。
 
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展望荘があいていたので、おしるこを食べて休憩してからまた歩き出す。
 
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写真では見えづらいが、地蔵尾根の幅30センチくらいのナイフリッジ。
 
この場所で人生初の3mくらいの滑落を経験する。
 
止まって良かった。
 
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地蔵尾根も結構な斜度。
 
このあとは緩斜面となりグリセード、シリセードの練習をしながら降りる。
 
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赤岳鉱泉まで戻りカレーを食べて下山。
 
風が吹くと樹木についた粉雪が舞う。
 
とてもきれい。
 
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今回も大きな事故もなく無事に山を楽しめた。
 
これもN目さんとM田くんの二人が交互にトップをやってくれたおかげ。
 
二人がいなかったら、きっと心折れて諦めていただろうな...
 
自分は体力と登攀技術をもうすこし上げていきたい。
 
それと気力...結局最後はこれに尽きると思う。
 
自分の足で登り、降りる。
 
こんなにシンプルなことなのに、なぜこんなに多様な気持ちになれるのだろう。
 
今度はどこを登ろうか...
 
それではみなさん。ごきげんよう。
(H)


 


 

【HAPPO BANKS】

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今週末は白馬八方尾根スキー場にてDJをやります。
少し天気が心配ですが楽しみです。
たまには僕だって飛びますよ。
HAPPO BANKS
(H)

行きましょう、山へ。 冬期八ヶ岳編】

みなさん、お元気ですか。
 
自分は冬期登山に行ってきました。
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
とうとう念願の冬用のシュラフを手に入れた。
 
それからは堰を切ったように冬期用ブーツ、グローブ、ストック、クランポン、スノーシュー、ピッケルと冬山に必要なギアを吟味しながら買い揃えた。
 
冬山の装備を揃えるのにはそれなりの費用がかかった。
 
そのすべては自作はもちろん、持ち合わせのもので代用できるような代物ではなく、下手すると凍傷だったり命に関わることになるかもしれないので、ここはケチらずにある意味保険だと思って自分が納得いくものを揃えた。
(ちなみに山岳保険にも加入)
 
とは言いつつも、実際はフィールドでいろいろ使ってみないと、そのギアの本当に良いところはわからない。
 
なので疑問に思ったことはどんなに細かなことでも店員さんに聞くように務めている。
 
ここで知ったか振りをして山の上で後悔しても遅い。
 
呼び止める店員さんも20代の「バリバリ山行ってます」的なオニイちゃんだと体力的に差があるので、自分の年代くらいか、もしくは上の人に意見を求めるようにしている。

それにしても良い山屋の店員さんの接客は説得力があっていい。
 
まず一つの商品を「素材」、「構造」、「使い勝手」と3つの要素に分けてそれぞれのメリットとデメリットを説明する。
 
ここまでは自分たちのお店でもやっている接客なのだが最後に
 
「それであなたはどの時期の、どの山を狙っているの?」とくる。
 
ここが自分たちのような街着を販売しているお店と専門店との大きな差を感じる。
 
登る山の時期によってギアのスペックを変えて望むということ。
 
これこそ最近のファッションであまり語られることのないTPOであることに気が付いた。
 
しかし日常でこれだけミックスミックスと多様化された街のファッションを目の当たりにしていると、「TPOをわきまえる」という言葉自体に、もはやリアリティすら感じることのほうが難しく思えてならない。
 
自分はたま〜にホテルで食事をするときと、目上の先輩との仕事の打ち合わせか、食事に誘われたときにこのTPOという言葉を意識する。
 
ホテルは折角なのだから自分も正当なサービスを受けたいという気持ちの表れであり、先輩からのお誘いは何処に連れて行かれるかわからないのでそれ相応の格好をしておいたほうが先輩に恥をかかせないですむ。
 
それとあとは冠婚葬祭くらいか。
 
このすべての境遇は街で人に対してのTPOとなる。

しかし、山でのTPOとなると話が違ってくる。
  
いくらお洒落なスタイリングでもレイヤリングを間違えれば痛い目にあうだろうし、どんなにルックスがかっこいいシューズでも自分が求めている機能が備わっていなければ意味がない。
 
そしてなによりも自分にフィットしているかが何よりも重要。
 
山へ入り遊ぶという行為が伴う危険性、そして必要性からくるTPOは山に対しての自分自身へのTPOということになる。
 
TPOというと個人的には階級主義が鼻につくような言葉であるが、これならば「アンチ・クラス(階級的)TPO」という解釈もできるのではないだろうか。
 
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買った買った。買ってやったぜ!!
 
ということで、どこへ行こうか?
 
八ヶ岳もいいし、谷川岳もいいなぁ。南アルプスも捨てがたいし...
 
と、妄想しながらムラムラしていると友人のM田くんから冬山のお誘い。
 
一人で行くのは少し心細かったのでご一緒させてもらうことにした。
 
今回の山行はM田くんの先輩のN目さんと自分との3人のパーティで八ヶ岳の天狗岳へ向かうことになった。
 
 
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登山口の唐沢鉱泉へ向かう途中の道はすっかり雪道。
 
先日、スタットレスタイヤに履き替えたばかりなので、スイスイ進むがこの先でスタックする。
 
 
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さっそく、ゴムチェーンを装着するが、またしてもスタック!!!(汗)
 
 
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そこでクランポンを装着してバックから押してもらうが、全然スタッグ!!!!!!(汗)
 
そこで近くの駐車場に交渉して車を止めさせてもらい、歩いて向かうことに。
 
しかし、ここから唐沢鉱泉までは4kmもある。
 
そこで唐沢鉱泉へ連絡をして交渉して迎えに来てもらった。
 
登り出す前にこのトラブル。そしてこの対処。
 
2人はヒマラヤのトレイルも経験している強者なので、トラブルに慣れてるなぁ。
 
いいですねぇ。
 
旅らしくなってきたなぁ。
 
 
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とは言えこの車両を見たときは、「ちょっと甘かったかな?」と思ったり...
 
 
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結局、登り始めたのは昼の12時半ごろ(遅っ!!)。
 
 
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冬の山は空気が澄んでいて気持ちがいい。

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1時間くらいで分岐に。
 
やっぱり予定よりも時間が掛かっている。
 
準備した装備はすべて完璧だったけど、休憩すると驚くほど体の体温が低下していく。
 
煙草を吸うと指先の感覚が無くなっていく。
 
きっと血管が収縮して血液の循環が悪くなっているのだろう。
 
 
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極端に色数が少なくて、雪が吸収しているのか音がしない。
 
ああ、なんという世界、美しい。
 
時計を見ると3時前で、このあとは天気は下り坂。
 
このあとは西天狗岳を越えて東天狗岳へはラッセルして進まないといけない。
 
どうしようか悩んだ結果、残念だけど今日はここまでにしようということになった。
 
行きしなのスタックでロスした時間が悔やまれるが、また来ればいいか。
 
 
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山の上で食べる鍋の準備もしてきたので、せっかくだから車の中で宴会。
 
みんな飲むねぇ...さすが山男。
 
いつまでも話は尽きない。
 
「二足歩行とジャン・ジャック・ルソーと民主主義の関係性」
 
「二足歩行とヘンリー・デビッド・ソローとPUNKの関係性」
 
「ヒンドゥ教とランニングと禅の関係性」
 
「愛と恋の違いによる男女間の摩擦」
 
と、お題はかなりおもしろかった。
 
一人で行くのもいいけど、たまにはみんなで山に行くのもいいね。
 
さて、つぎはどの山に登ろうか。
 
それではみなさん。ごきげんよう。
 
(H)
 

行きましょう、山へ。 天子山地縦走編その2】

 
 
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みなさん、お元気ですか?
 
自分は残りの縦走をやってみたかったので再び天子山地に行ってきました。
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
前回一緒に行った友人も行きたがっていたけど、都合が合わず今回はソロで向かうことに。
 
そのかわりに彼は、まだ冬用のシュラフを決めかねている自分にシュラフを貸してくれた。
(ありがとう!絶対にファブリーズするね!)
 
初日は2-tacsのブログ用の撮影をして午後3時過ぎに前回降りてきた登山口にデポしてもらってのエントリー。
 
もちろん、こんな時間から山に入るのは初めてなので
 
「とりあえず登山口の駐車場で今夜は野営かな」と
 
思っていたけど山の準備をしていたら、どんどん歩きたくなってきて
 
「行けるところまで行こう」に変更。
 
登山開始。
 
 

 
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1時間ばかり歩くと、日が山の背に隠れて急に冷え込む。
 
「そろそろ野営できる場所を見つけないと...」
 
さっきまで平らで安全な場所があんなにあったのに、いざ探しはじめるとなかなか見つからない。
 
キョロキョロしながら登り続ける。
 
あたりはどんどん暗くなってくる。
 
そして沢の近くに平らな場所をみつけた。
 
もし、この状況で2人以上のパーティであった場合
 
「おっ、良いじゃん!」と
 
どちらかが言ったときにもう1人が
 
「でも、沢の近く寒そうじゃね?」とか
 
「あの上の岩、危なくね?」とか
 
それぞれな角度でその場所の安全を検証できるが、ソロの場合はそれらの検証を自分1人でこなさなくてはならない。
 
当たり前といえば当たり前なんだけど、でもこれがソロの一番の醍醐味。
 
その醍醐味をやってから、今夜の幕営地を沢の近くに決めた。
 
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夕方になると辺りが月の光に照らされる。
 
もちろんその白々とした世界にはLEDのような華やかさはないが、鈍く照らされる単色の陰影が素晴らしい。
 
いま自分が見ている光は間違いなく太陽の明かりが、月に反射しているものだと納得ができただけでも来た甲斐がある。
 
それにしても寒い。
 
温度計を見ると氷点下まで下がっていた。
 
持ってきた防寒着をすべて着込んでも動いていないと外では10分ももたない。
 
時間は夕方の5時半。
 
夜が明けるのが6時くらいなので、12時間はテントで過ごさなくてはいけない。
 
今朝は早かったけど、1時間くらいしか歩いていないのでまだ目は冴えている。
 
「文庫本、せめて紙とペンくらい持ってくれば良かったかな...?」と
 
悔やんでももう遅い。
 
IPHONEは充電を持たせたいので胸ポケットに入れたまま、必要時意外では触りたくない。
 
「じゃあ、お酒でも...」と
 
余市の入ったプラティパスを探すが見当たらない。
 
「あら?わすれた...?」
 
諦めてシュラフに潜り込む。
 
 
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山は前回よりも寒く感じた。
 
とくに足先の冷えはどうしようも無いくらいに冷えた。
 
靴下を三枚履いても冷えがとれないので、マッサージをして冷えを解消していたが、またすぐに冷える。
 
そこでコッヘルで湯を沸かしてその湯をペットボトルに入れて、湯たんぽ代わりにした。
 
これが効果覿面でペットボトルの湯の温度は徐々に下がっていくのだが、今度は暖まった足の熱が湯に伝わって朝まで温かい。
 
てっきりお湯が冷えたらまた湯を沸かさないといけないと思っていたので、これは嬉しかった。
 
足先など血流が微量な部分に熱を保たせるには、なにも自らが発熱するモノでなくても熱の媒介するモノがあれば充分に快適だった。
 

 
 
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翌朝、午前6時半頃目覚めて外を見るとパラパラと雪が降っていた。
 
雨に降られるよりよっぽど歩きやすい。
 
荷物をまとめて歩き始めると、いきなり大きなカモシカがオン・トレイル。
 
「でかい...」
 
2分ほど見つめ合うが全く動かない。
 
こっちも動けない。
 
下手なことやって刺激するのも危ないので、さらに見つめ合う。
 
クリッとした表情からは何を考えているのか、なに一つ読み取れない。
(こんな人が仕事の打ち合わせに来たら大変だ)
 
そのうちにプイッと行ってしまった。
 
 
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そしてしばらく歩き、このトレイルで唯一の水場で水を汲んでさらに登って地蔵峠まででる。
 
ここで朝ご飯とあたたかいお茶を飲む。
 
今日のコースは地蔵峠から金山→雪見岳→井之頭峠→熊森山→湧水峠→富士見峠→天狗岳→長者ガ岳→天子ガ岳まで向かう。
 
こうやってみるとえらく遠くまで足を伸ばしているように聞こえるけど、ピーク間もそこまで距離もないし、切立った崖もないトレイルなので気楽だ。
 
 
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しかし熊森山はその名に恥じないくらい多く熊の爪の研ぎあとがあった。
 
こんなものを見てしまったときは、とにかく大きな声を出す。
 
IPHONEのITUNESを起動して音楽を流す。
 
そして唄うに限る。
 
雪からみぞれっぽくなって、しだいに雨になる。
 
上半身を少し濡らしてしまったため、立ち止まって休憩すると体温が低下していくので、休まずにゆっくり歩を進める。
 
 
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スキップしたくなるくらい好みのトレイル。
 
嬉しい。来てよかった!
 
 
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天子ガ岳へ到着。
 
ここでテントを張って濡れた衣服を着替える。
(といってもインナーと靴下だけ)
 
 
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このあいだ買ったばかりのソックスがもうこんなになっていた。
(このソックスは忘年会には履いていけない...)
 
 
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夜、空を見上げると月が出ていた。
 
理由は無いけど昨日の月のほうが好きだった。
 
明日は天気が良さそうだ。
  
でも、夜はやっぱり寒い。
 
シュラフの中で縮こまっていると電話が鳴った。
 
明日、東京へ戻らなければいけない。
 
 
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朝目覚めるとこの景色。
 
少し慣れちゃっている自分がこわい。
 
7時頃に今回初めての登山者に会う。
 
もう降りるだけなのでテントやシュラフやグローブを乾かしてから帰ろうと、下山しだしたのが10時頃。
 
しかし、歩き出してすぐに別のトレイルをみつけた。
 
そのトレイルは上稲子のほうに抜けるルートで身延線の駅にも近い。
 
看板にも番号がふってあるので歩きやすそうだし、通常の下山ルートより長く山の中を歩けると判断してこのルートをとった。
 
ところがこのルート、よほどマイナーなのか登山者のトレースが極端に少ない場所があって、すぐに迷ってしまう。
 
『迷ったと感じたときは必ず引き返す』
 
これは自分の山の掟。
 
どんなに面倒くさくても戻る。
 
そっちのほうが結果的に面倒くさくならない。
 
それと降りていて気がついたのだが、どうやらこの看板は登りの人だけに向けて設置されているようだった。
 
ソロでこのルートはあまりお勧めできないけど、どうしてもという人は15番の看板に充分に注意して下山するように。
 
 
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とは言いつつも途中の鋸山(岳?)の尾根は小振りながらもスリリングでおもしろい。
 
歩いてきた天子山地の稜線を眺められるのもいい。
 
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神社があってもけっして油断してはいけない。
 
このあとは林業用の車道がでてきて「?」なルートが多数ある。
 

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ここも立派なトレイル。
 
人が歩いてないので草がボーボー。
(ちなみにトレイルは右じゃないよ、左だよ)
 
 
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ゴロリと空を見ながら休憩。
 
 
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そして下山。
 
バス停はあったけど3時間くらい待たないといけないので歩くことにした。
 
町へ向かう途中に温泉をみつける。
 
「バスの運行はないか」と
 
受付で聞くと駅まで送迎があると言うので、湯に浸かったあと利用させてもらった。
 
 
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無人駅、何年ぶりだろう。
 
ここから富士駅で乗り換えて三島で新幹線に乗って品川駅に着く。
 
金曜日の夜の品川駅は人で溢れかえっていて、その誰もが忙しそうに歩いていた。
 
女子力高めの女性が堂々と肩で風を切って歩く姿に対して、男性は少しだけ背中を丸めて歩いていて、どこかしら自信が無さそうに見えた。
 
もちろん自分も品川駅には無相応な泥がついたスニーカーに大きなバックパックを背負っているので、なるべく隅のほうでその光景を眺めていた。
 

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今回のコース。
 
出来れば天子湖を抜けて白水山辺りでもう1泊したかった。
 
そろそろ本格的な冬山に行ってみたい。
 
それではみなさん、ごきげんよう。
 
(H)
 

 

 


 


 
 


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